いったいImがここに自分を入れているのが何か、はっきりとはわからない。というか、ただただ無害なファンタジーに耽っているだけかと思っていたが、今ではImが完全にそれに消費されていることに気付いている。私の頭の中は、あらゆる禁断のシナリオでレースを繰り広げており、それぞれが前回よりもそそる。これは氷山の一角に過ぎないのか、表面の下には他にどんな秘密が潜んでいるのか、気になって仕方がない。そう思うと背筋がゾクゾクし、血管を突き抜けるような期待の高まりが押し寄せる。これらの衝動に屈するべきではないことはわかっているが、魅力は抵抗するには強すぎるだけだ。何でもありでタブーが全て交差する想像力の世界に迷い込んでいる自分がいる。脳内で繰り広げられる映像は、そそるほど露骨だ。熟練した舌の柔らかい愛撫から情熱的なファックの生々しい激しさまで、細部まで鮮明に描かれている。そして私はこれらの欲望に行動できないかもしれないが、それらの欲望をレースアップする私の考えは、脈打つには十分だ。.